田中将大は投球フォームの修正必要? ヤ軍監督が示唆「解決できるといいが」

5勝2敗も防御率5.80と苦しむ田中将大

 ここまで5勝2敗も防御率5.80と苦しむヤンキースの田中将大投手。前回登板のアストロズ戦では2回途中で4被弾を含む7安打8失点と炎上した。波に乗り切れないエースについて、ジョー・ジラルディ監督が投球フォームの修正の必要性を示唆している様子を地元紙「ニューヨーク・ポスト」電子版が報じている。

 16日(日本時間17日)の敵地ロイヤルズ戦で7-1と勝利したヤンキース。その試合前に田中とラリー・ロスチャイドル投手コーチが話し合ったという。記事では、その目的について「彼一流のスプリットのキレを回復させ、スライダーを取り戻すため」とレポート。ジラルディ監督は「今日、ラリーがフォームについて少し話したようだ。うまく解決できるといいんだけど」と説明し、「彼の左肩が少し開いていた。時折、問題はフォームにあって、それを解決しなければいけない。彼は今季ほどんどの試合でスプリットとスライダーが良くない」と見解を語ったという。

 田中は前回登板まで5連勝をマークしていたが、今季の8登板のうちクオリティースタート(6回以上を自責3以内)達成は4試合にとどまっている。記事では、5月の3試合は2勝1敗ながら、7被弾で防御率9.00とのデータも紹介している。

 次回登板は20日(日本時間21日)の敵地レイズ戦を予定。エースとして期待される右腕は本来の輝きを取り戻せるか。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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