田中将大の炎上原因は「アドレナリン」!? 投手コーチが米紙に明かす
次回は20日レイズ戦「ミスから学んで、次に生かせるようにしたい」
不安定な登板が続く右腕だが、特に前回登板のアストロズ戦の不調について、ロスチャイルド投手コーチは「アドレナリンが原因だったのでは」と語ったという。田中自身も取材に対して「ジーターの日」と呼ばれた前回登板を振り返り、「本当に特別な日だったし、好投しなければいけない日だった。その日に好投できなくて申し訳ないし、ガッカリしています」と通訳を介して話したそうだ。特別な日だ、と意気込んだあまり、アドレナリンが大量分泌されて気持ちが空回りする結果になってしまったのかもしれない。
だが、それが原因であったとしても、投手コーチは「言い訳はなし」と厳然と言い切ったそうだ。「あの内容だったら、どんな日に投げてもガッカリするだろう」と手厳しく、「起きてしまったのだから、修正しないといけない」と、早速田中の左肩が早く開きすぎないよう、ブルペンでの投球練習で指導したという。
17日(同18日)に遠征地で行われたブルペンでの投球練習では、上体を前に突っ込まないように、左肩の開きが早くならないようにするフォーム修正に努めたという田中。「これで終わりではないので、ミスから学んで、次に生かせるようにしたい」と通訳を介して意気込みを話したそうだ。
次回登板は20日(同21日)敵地でのレイズ戦の予定。開幕戦の同カードでは3回を持たずに7失点と炎上したが、今回はしっかり抑えることができるのだろうか。田中の真価が問われる登板となりそうだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count