楽天、南三陸町とパートナー協定を締結へ 21日に調印式と野球教室

スポーツ振興と青少年の健全な育成を図ることが目的

 楽天は18日、野球を中心としたスポーツ交流活動を通じて、宮城県南三陸町のスポーツ振興と青少年の健全な育成を図ることを目的としてパートナー協定を締結すると発表した。21日に南三陸町で調印式を行い、楽天イーグルスベースボールスクールのジュニアコーチによる野球教室も開催される。

 調印式には、佐藤仁宮城県南三陸町長、株式会社楽天野球野球団の森井誠之
執行役員が出席。野球教室には、元楽天選手の後藤光尊ジュニアコーチ、西村弥ジュニアコーチらが参加する予定だという。

 締結内容は以下の通りとなっている。

(1)楽天野球団が実施する試合興行及び地域貢献活動への支援に関すること
(2)楽天野球団と南三陸町の住民との交流活動への支援に関すること
(3)青少年の健全育成に向けた取り組みをすること
(4)フィールドサポートプログラムに関して など

 南三陸町は2011年3月11日に発生した東日本大震災で、津波などによる甚大な被害をうけた。同町の発表によると、震災による人的被害は死者620人、行方不明者212人(うち町民の方211人)。建物被害は全壊3143戸、半壊、大規模半壊178戸にのぼった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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