パイレーツ姜正浩、今季チーム合流は困難か…地裁が控訴棄却と地元報道
懲役8か月、執行猶予2年の一審判決を支持
昨年12月に起こした飲酒運転事故の裁判手続きのため、チーム合流が遅れているパイレーツ姜正浩内野手が、今季はメジャーでプレーできない可能性が浮上した。18日、ソウル中央地裁が姜の控訴を棄却したと、複数の韓国メディアが報じている。
姜は昨年12月に飲酒運転をしてガードレールに突っ込んだ後、事故現場から逃走した容疑で起訴されていた。裁判所は一審で懲役8か月、執行猶予2年の有罪判決を言い渡したが、このため姜はメジャーでプレーするための米国就労ビザの発給を受けられず、罰金刑への減刑を控訴していた。
今回、控訴が棄却されたことにより、姜に米国就労ビザが発給される見込みは極めて低くなった。現地報道によれば、姜側は最後のチャンスでもある最高裁への上告に踏み切る可能性が高いというが、上告してから判決が出るまでは、さらに1?2か月を要することになるという。
前半戦のチーム合流はほぼ不可能となった姜だが、このままでは今季中のチーム合流の可能性も危ぶまれることになりそうだ。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count