タイガース名手“ノールック”の超人的グラブトス「サーカス」「信じられない」
メジャー屈指の遊撃手が美技「彼はほとんど二塁を見ることなく…」
タイガースの名手による超人的なグラブトスが絶賛を浴びている。
17日(日本時間18日)の本拠地オリオールズ戦。0-0で迎えた2回1死満塁の場面で、オリオールズのハーディが先発右腕フルマーの左へと転がるボテボテのゴロを打った。すると、遊撃のホセ・イグレシアスがチャージ。内野安打かと思われた打球をグラブでつかみ、そのまま後方の二塁ベースにトスした。
二塁手のキンズラーがこれを素手でつかみ取り、一塁走者のマンシーニはアウト。併殺こそならず、1点は失ったものの、現在メジャーの遊撃手の中でも屈指の守備力を誇るイグレシアスの柔らかいグラブさばきを、タイガースは公式ツイッターでスローモーションで紹介している。
MLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」も「イグレシアスは打球にチャージをかけると、マンシーニが二塁に到達する寸前に、特筆すべきプレーを見せた」とのタイトルで動画付きで記事を掲載し、「彼はほとんど二塁を見ることなく、イアン・キンズラーへのトスを決めた(キンズラーも見事な素手での捕球であった)。信じられない」と驚きを持って報じた。また、地元テレビ局「FOXスポーツ・デトロイト」の実況も「イグレシアスによるサーカスプレー」と伝えている。