Rソックス左腕セール、メジャータイ記録の8試合連続2桁奪三振を達成

99年のマルティネス、15年に自身がマークしたメジャー記録に並ぶ

 レッドソックスのクリス・セール投手が19日(日本時間20日)のアスレチックス戦で7回7安打2失点10奪三振無四球と好投。同点でマウンドを下りたため5勝目はならなかったが、8試合連続2桁奪三振でメジャー記録に並んだ。

 セールは立ち上がりから快調に飛ばす。3回は先頭カナに二塁打を浴びながら、後続を3者連続三振。4回には2点のリードをもらった。5回に1点を失い、6回もデービスの適時二塁打を許し同点。なおも1死二、三塁とピンチが続いたが、プルーフ、ヒーリーを連続三振で勝ち越しは許さない。7回には1死からピンダー、フェグリーから連続三振を奪い、2桁Kに到達した。

 球数が113球に達したため、ここで降板。勝敗こそつかなかったものの、開幕2登板目の4月10日タイガース戦から8試合連続2桁奪三振。1999年にペドロ・マルティネス(レッドソックス)、そして2015年にホワイトソックス時代のセール自身が記録したメジャー記録に並んだ。次回登板では新記録がかかる。なお、マルティネスは1999年の最終登板でリリーフでマウンドに上がり、記録が途切れたが、翌2000年も開幕から2試合連続2桁奪三振をマークしており、先発としては10試合連続2桁Kを記録していた。

 この8試合でのセールの奪三振数は、10、12、13、10、11、10、12、10。今季初登板の試合での7奪三振も含めて、65回2/3で95奪三振は当然、メジャートップだ。ここまで4勝2敗、防御率2.19。日本でも則本昂大(楽天)が5試合連続2桁奪三振を記録したが、メジャーでは変則左腕がレッドソックス移籍1年目で圧巻の投球を続けている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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