「レベルの高さを知った」― 最速154キロホークスドラ2左腕にプロの洗礼
落ち込む様子なし、「投げてみて楽しかった」
「球速はいつもと一緒くらいでしたが、力んでいた分、質が悪かった」というこの日の最速は147キロ。「プロの打者は、甘い球を1球で仕留めてくる。失投を逃してはくれない。失投を減らしていかないといけない」と、学んだものは大きかったようだ。
それでも、落ち込む様子はなし。「投げてみて、楽しかったです」と笑顔すらも浮かんだ。登るべき山の高さを知ることが出来て、喜んでいるようだった。
24日の愛媛マンダリンパイレーツ戦(タマスタ筑後)でも先発予定の古谷。将来性豊かな左腕にとって、成長の糧となる1日になったはずだ。
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福谷佑介●文 text by Yusuke Fukutani