日ハム・メンドーサ、前回の危険球退場反省「捕手も音がしたというから納得」
前回登板ロッテ戦で退場、「危険球はないようにしたい」
日本ハムのルイス・メンドーサ投手が21日、本拠地でのオリックス戦に先発する。前回登板した14日のロッテ戦では、2-2で迎えた5回2死から清田に死球を与え、危険球で退場した。「今回は危険球はないようにしたい」と話し、今季2勝目に意欲を示した。
気持ちはすっきり切り替えている。「最初は当たったと思わず、納得がいかなったが、審判もキャッチャーも音がしたというので納得した。日本のルールなので気をつけます」と笑い飛ばした。
退場したとはいえ、投球内容には手応えがあった。「しっかり球数を抑えられて前々回よりも自分らしいピッチングができた。札幌ドームでのオリックス戦は今季初めて。前回と同じアプローチでいきたい」。今季初登板した4月1日西武戦で勝って以来、遠ざかっている白星を見据える。
今秋には第2子が誕生予定。「毎晩、話しかけ、今のうちから自分の声を覚えさせている。俺が父親なんだとね」。新たな発奮材料を勝利につなげる。
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石川加奈子●文 text by Kanako Ishikawa