ドジャース内野手、38歳で「並外れたダイブ」 驚異的美技に賛辞「眩い」
アトリーが“ハッスル美技”、地元TVの実況も絶叫「なんてプレーだ!」
ドジャースのベテラン内野手、チェイス・アトリーが21日(日本時間22日)の本拠地マーリンズ戦で美技を見せた。
38歳の内野手は「1番・二塁」で先発出場。アトリーらしいハッスルプレーが飛び出したのは、2点リードの3回だ。1死走者なしで、リドルが二遊間への痛烈な打球を放った。ワンバウンドでセンターへ抜けるかと思われたが、アトリーが豪快にダイブ。打球をもぎ取ると、膝をついたまま一塁に送球し、アウトに仕留めた。
地元テレビ局の実況が「なんてプレーだ!」と絶叫した美技。MLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」は「38歳のチェイス・アトリ―は、いまだ眩いばかりのダイビング・プレーで捕球できることを証明した 」とのタイトルで、このプレーを紹介した。
記事では「チェイス・アトリー、もし信じることができるなら、彼は球界最年長のレギュラー野手のひとりである。彼は38歳であり、この年齢の選手は引退して、ビーチで自撮りする日々を考えるようになる」と言及。ほとんどの選手がリタイアしている年齢でありながら、いまだ健在であることを強調しつつ、「しかし、アトリ―はまだ車で夕陽の中へと去って行く準備は出来ていない。月曜日、ドジャースがマーリンズに6-3で勝利した試合でこの二塁手は並外れたダイブを見せ、J.T.リドルがのヒット間違いなしの打球を奪った」と絶賛した。
打率.204と打撃では苦しんでいるものの、全力プレーでチームを鼓舞する姿に変わりはない。ベテラン内野手は、首位ロッキーズを2ゲーム差で追うドジャースに不可欠な存在だ。