カブス23歳コンビが連続美技 「4つ星」キャッチに賛辞「輝かしいプレー」
アルモラJrは4.9秒で27メートル走りダイビングキャッチ
カブスの23歳コンビが22日(日本時間23日)のジャイアンツ戦で2プレー連続の美技を見せ、本拠地を沸かせた。
まずは、遊撃のアディソン・ラッセルが魅せた。先発ラッキーがパニクに先頭打者弾を浴び、2番アローヨにも三遊間に痛烈な打球を打たれる。しかし、これをラッセルが横っ飛びでキャッチ。立ち上がると、深い位置から一塁にノーバウンドで送球してアウトに仕留めた。
これに中堅のアルバート・アルモラJrも続く。3番ベルトは右中間への大飛球。アルモラJrは猛然と追いかけると、最後は体を投げ出してダイビングキャッチ。グラブに収めると、右翼のヘイワードは左手を突き上げて喜び、本拠地は大歓声に包まれた。
地元ラジオ局「WSCR」の実況は「信じられないプレーだ! アディソン・ラッセルと、アルバート・アルモラJrによる、2連続の輝かしいプレー!」と絶叫。MLBの解析システム「スタットキャスト」によると、アルモラJrは89フィート(約27メートル)を4.9秒で走破し、捕球確率は44%だったという。「4つ星」のキャッチだったとしている。
カブスは4-6で敗戦。ここまで22勝21敗と、世界一連覇を狙うチームはやや鈍いスタートとなったが、生きのいい若手選手が多いだけに、早く勢いに乗りたいところだ。