ロッテ石川、1か月ぶり復帰も「良くない」4敗目 原因が「分からない」
1か月ファームで再調整「いいと思って今日を迎えたけど、こんな感じ」
またしても、今季初勝利はならなかった。ロッテの石川歩投手が23日のソフトバンク戦(ヤフオクD)で今季4敗目を喫した。4月18日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)以来となった先発登板。今季最長の7回を投げ、8安打4失点(自責2)に、試合後は「良くないですね、全然。誰が見ても良くないでしょう」と表情を曇らせた。
初回に味方の失策から2死一、二塁のピンチを招くと、デスパイネ、中村晃に連続適時打を浴びて2失点。4回に内川にソロを浴び、7回には甲斐に右越えの適時二塁打を許した。球速は140キロ台前半が中心。約1か月、ファームで再調整して臨んだ復帰登板だったが、結果にはつながらなかった。
「全然じゃないですか。(原因?)それが分からない。いいと思って今日を迎えたけど、こんな感じなので」と険しい表情だった石川。これで開幕から4戦4敗。チーム状態と同様、右腕の状態も上向いてきていないようだった。
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福谷佑介●文 text by Yusuke Fukutani