大谷翔平「採点」、米スカウト5人が“匿名”公開 速球最高点、ハム称賛の声も

日ハムの育成法も評価、大谷は攻撃面でも「脅威になれる」

 同時に、プロ入り後、身体が出来上がっていなかった大谷に無理をさせず、「制限をかけながら育成した」日本ハムについても高く評価。「タナカやダルビッシュ、マエダは、20歳から200イニング近く投げさせられた。若い頃からエースの責務を負わされていた」とし、余計なプレッシャーをかけずに育成した球団を称えている。

 打者としての大谷は、現時点では平均的な「4」の評価で、将来的には平均を上回る「6」になると予測。打撃技術は「45」、パワーは「70」、走塁は「60」と評価され、野手として毎日プレーした場合は「おそらく打率.260から.270、20~25本塁打の成績だろう」とスカウトの1人は語っている。外野手として、好調時のグランダーソン(メッツ)のようにパワーもスピードも持ち合わせた選手になれるだろうとも話している。

 また別のスカウトは「バムガーナーや(かつての)マダックスのように打撃の上手い投手もいるが、彼は攻撃面でれっきとした脅威になれる」と指摘。本塁打が打てるパワーが魅力と映っているようだが、中には大谷のセンスの良さと頭の良さを買っているスカウトもおり、打者として毎日プレーすれば開花する可能性にも触れている。

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