オリックスが新外国人マレーロと契約と米報道 今季SFで開幕メジャー入り

元ドラフト1巡目指名野手、外野と一塁を守る

 オリックスが新外国人外野手マレーロと契約合意に達したと、複数の米メディアが伝えている。マレーロは今季ジャイアンツで開幕ロースター入りした外野手だが、打率.132と奮わずに戦力外となっていた。

 5月に入り、失速しているオリックスが新外国人選手の補強に動いたようだ。米スポーツサイト「ファンラグ・スポーツ」のジョン・ヘイマン記者は、自身のツイッターで「マレーロがオリックスと契約合意した」と伝えた。これに先駆け、ジャイアンツの地元紙「サンノゼ・マーキュリー」のアンドリュー・バガーリー記者が、戦力外となったマレーロが傘下3Aに合流しておらず「バファローズと契約間近のようだ」とツイッターで伝えていた。

 外野と一塁を守る右投げ右打ちの28歳。2006年ドラフトで1巡指名(全体15位)でナショナルズ入りしたマレーロは、2011年にメジャーデビューを飾るも定着せず。2013年オフにFAとなった後は、オリオールズ、ホワイトソックス、レッドソックスと渡り歩き、昨オフにジャイアンツと契約していた。メジャーでは54試合に出場し、通算打率.209、1本塁打、16打点を記録。通算7年を過ごした3Aでは、521試合に出場し、打率.274、60本塁打、261打点の成績だった。

 オリックスは今季は開幕から好調が続いていたが、新外国人ロメロを怪我で欠いてから失速。新たな助っ人獲得で巻き返しを図りたいところだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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