ホークス中田の2戦連続KOに投手コーチも渋い表情 中4日「関係ないだろう」
中田「チームのいい流れをダメにしてしまった」
痛恨の2戦連続KOを喫したソフトバンクの中田賢一投手。25日のロッテ戦(ヤフオクD)。初回に3点の先制点をもらいながら、2回に2本のソロで1点差に迫られると、4回には2つの死球から5失点。ここまでチーム打率1割台と歴史的な貧打にあえぐロッテ打線に7点を奪われて、逆転を許した。
「ああいう風に点を取ってくれたのに、みんなに悪かったなと思います。チームのいい流れをダメにしてしまった」と肩を落とした右腕。3回途中7失点でKOされた5月20日の西武戦(メットライフ)に続き、2戦連続の7失点で、試合後は「今日の映像を見てからですね……。全体的に整理が出来ていないので、喋ることが……」と表情を曇らせた。
もともと、火曜日に先発していた千賀が背中の違和感を訴えた影響で、ローテが再編。20日に65球で降板していた右腕は、今季チーム初の中4日でこの日のマウンドに上がった。「体に関しては問題なかった」と右腕自身は影響を否定。佐藤義則投手コーチも「(中4日は)関係ないだろう。(前回は)球数を投げていないんだし(間隔を詰めたほうが)いいものが出るんじゃないかと思って、こっちも投げさせた」と渋い表情だった。
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福谷佑介●文 text by Yusuke Fukutani