上原浩治に名将の“洗礼”!? 監督の指令でカブスの全員が珍妙“コスプレ移動”

選手に指令の指揮官「負けた後でも水に流せるいい方法というものはあるんだよ」

 スタンドの外で待つファンを大喜びさせたカブスの“コスプレ劇場”は全ては監督の指令だったという。地元紙「シカゴ・トリビューン」によると、マドン監督は今回のロサンゼルス、サンディエゴ遠征を前に2004年公開の米人気コメディ映画「俺たちニュースキャスター(原題Anchorman)」をテーマにした扮装を指令。爆笑映画の登場人物にインスピレーションを受けた選手は各自ユニークなスタイルを選択した。肩に虎の人形を乗せたバスローブとカツラ姿の選手も登場したほどだ。

 昨年もハロウィーンの扮装でチーム全員移動を命じていたマドン監督は「もちろんいつだって勝つことに越したことはない。でも、負けた後でも水に流せるいい方法というものはあるんだ。みんなアンカーマン(映画の米題)が大好きみたいだね」と語ったという。

 上原は移動バスでも素肌に蝶ネクタイ姿のヘクター・ロンドン投手と満面の笑みで記念撮影し、ツイッターを更新。リゾも飛行機内でのコスプレでの集合写真をツイッターで公開するなど、昨年のワールドシリーズ王者の雰囲気は遠征前に抜群に高まっていると言えそうだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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