ハム栗山監督、決勝2ランの大田を称賛「泰示らしい。しっかり打ってくれた」
4打点のレアードも称賛「テンションがちょっと心配だったけど…」
日本ハムは26日、ソフトバンクに7-5で会心の逆転勝利。連敗を2で止めた。初回に3点を先制されながらも、ブランドン・レアード内野手が14号ソロ弾、同点3点打と2安打4打点の活躍。3回には大田泰示外野手がキャリアハイをさらに更新する6号2ランを放ち、勝ち越しに成功した。
先発・浦野は初回にデスパイネに13号2ランを浴びるなど、3回4失点でKO。しかし、4回から登板した2番手・高梨が6回途中まで無失点に抑えると、宮西、谷元、マーティンも無失点で繋ぎ、最後は守護神・増井で逃げ切った。栗山英樹監督は試合後、「選手たちがよく頑張ってくれた」と感謝。大田の一発に一発については「泰示らしい」と称賛した。
――試合を振り返って。
「2試合本当に嫌な流れきたので、きょうの試合の勝ち負けは大きいと思っていた。選手たちがよく頑張ってくれた」
――レアード選手が4打点の活躍。
「あの辺はよく打ってくれました。テンションがちょっと心配だったですけど、大丈夫だったですね」
――その後、大田選手選手が初球ホームラン。
「泰示らしい。本当にしっかり打ってくれました」
――4回から早い継投で高梨選手を投入した。
「残り3試合、目いっぱい行くと言っていた。どこからでも行きますということだったので。高梨から(リリーフ陣が)よく頑張ってくれました」
――その後の継投の谷元投手と宮西投手の順番について。
「一番勝ちやすい形でいってもらった。宮(西)にも(イニングを)またいでもらったし。一番難しいところをあの2人でいってもらった」
――カード初戦を取り、あす以降に向けて。
「カード初戦ももちろんなんですけど、何度も言うようにチーム状態が良くて、勝っているならそれも大事なんだけど、すべて勝ちにいかないといけない状態ではあるので、きょうはきょう、あしたはあしたで、しっかりやります」
【了】
石川加奈子●文 text by Kanako Ishikawa