上原浩治、6H目挙げたジャイアンツ戦に「嫌な思い出」!? 「なぜかいつも…」
2/3回を1安打1四球無失点で降板、中5日での登板に「難しい」
カブスの上原浩治投手が「嫌な思い出」がある中でも結果を残したことを喜んでいる。
42歳の右腕は今季、19試合に登板して1勝2敗1セーブ6ホールド、防御率3.31。新天地で早くも名将マドン監督らから絶大な信頼を寄せられている。
24日(日本時間25日)の本拠地ジャイアンツ戦では、2点リードの8回に中5日でのマウンドに上がり、2/3回を1安打1四球無失点。2死一、二塁としたところで、同点の走者を残したまま降板となったが、続くカール・エドワーズJrが満塁とされながらも後続を断ち、無失点に抑えた。
チームが5-4で勝利し、上原に今季6ホールド目がついたこの登板について、ブログで「嫌な思い出が頭の中に蘇ってきたわ (^_^;)」と言及。「12年、16年と怪我した時の相手がジャイアンツ。ア・リーグとナ・リーグだから対戦はそんなに無いはずなのに、なぜかいつも…。だから、今回は怪我なく終えたことに良かったと思ってます (^-^)/」と安堵した様子で綴っている。
この試合、先頭モースを右前打で出塁させるも、スパンはスプリットで一ゴロ。2番パニックは三邪飛で2死一塁としたが、3番ベルトはフルカウントまで追い込みながら四球で歩かせ、降板となった。
上原は「慎重になり過ぎたかな」としつつ「でもあの場面は仕方ない。一発を警戒してのピッチングだしね」と納得の様子。球や球審との相性が良くなく、寒さでボールが滑ったことなどにも触れつつ「CJには迷惑かけたけど、抑えてくれて本当によかった」とエドワーズJrへの感謝の思いも明かした。
登板が空いたことについては「間隔も中5日だったかな…。ちょっと空きすぎた感じ。ブルペンで投げたりしてたけど、やっぱり試合での投球とは全く違うよね。身体が軽くなるかなって思ってたけど、そんなこともなかったし」とし、最後は「難しいね ^^; 空けばいいってもんでもない。いろいろ勉強、勉強!」と綴るなど、向上心を失わない42歳。今季の敵地ジャイアンツ戦は8月8?10日に組まれているが、ここでも怪我なく、勝利につながる好投を見せたいところだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count