本拠地で日ハムを支えるファンの力　栗山監督は谷元への大歓声に「感謝」

ホーム9連勝を目指す日本ハム、「人の思いには力がある」

　日本ハムの栗山英樹監督が27日、本拠地でのソフトバンク戦でホーム9連勝を狙う。

　7-5と逆転勝利した前日の試合では、初回3失点のビハインドを跳ね返した。「あれがビジターだったらどうだったのかなとか、いろいろ考えるよ」と本音を明かした。

　本拠地のパワーを最も感じたのは、7回1死から谷元圭介投手が登板した時だったという。25日の西武戦では秋山に同点3ランを浴びるなど4失点して負け投手になったが、これまで何度も窮地を救ってくえた右腕を励ますようにスタンドから大声援と拍手が起こった。

「彼の気持ちをわかっている本拠地は素晴らしかった。人の思いには力がある。しっかり我々の戦いを見てくれていることに感謝だし、力をもらった。絶対に勝たなきゃと思う」と力を込めた指揮官。その頭には、交流戦前の残り2試合連勝締めしかない。

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石川加奈子●文　text by Kanako Ishikawa