復調の糸井が2ラン含む2安打4打点! 阪神がDeNAに快勝で首位死守
糸井が6号3ランなどで3戦連続安打、青柳は6回2失点の力投
阪神は27日、本拠地でのDeNA戦に9-2と快勝し、首位を死守した。5月は打撃不振が続いていた糸井が6号3ランを含む2安打4打点と活躍。6号2ランを放った福留とベテラン2人が勝利を呼び込んだ。
敵のミスを見逃さなかった。3回、DeNA先発クラインが、先頭糸原の打球をファンブル。さらに牽制悪送球、死球で無死一、二塁の好機が転がり込んできた。ここで青柳が送りバントを試みるも失敗。1死一、二塁となったところで、糸井は2ボールからの3球目内角低めカットを強振すると、打球は右翼スタンドに飛び込む先制3ランとなった。この回は福留にも6号2ランが飛び出して一気に5点を挙げた。
6回にも2死三塁から糸井の一塁内野安打で1点を追加。3点差に迫られた6回には、1死満塁から糸井の一塁ゴロを捕球したロペスが本塁へ悪送球し、2者が生還。8回には中谷が左翼ポール直撃の6号ソロを放ち、ダメを押した。
投げては、先発青柳が4回まで3安打無失点とする好投。5回に2点を許したが、6回を8安打3四死球3奪三振で2失点と力投。7回以降は中継ぎが無失点でつなぎ、勝利を決めた。
DeNAは、先発クラインが自らの失策や暴投などで自滅。4回を6失点と仕事を果たせなかった。打線は梶谷が4安打と気を吐いたが、5回に2点を返しただけ。今季3度目の3連勝とはならなかった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count