日ハム連敗、4位で交流戦へ 栗山監督は「ただただ、すみません」繰り返す
2カード連続負け越しで借金8、交流戦へ「何か大きなきっかけになるように」
日本ハムは28日、本拠地でのソフトバンク戦に1-6で敗れ、2カード連続の負け越しとなった。先発メンドーサは3回に2点の先制点を奪われたものの、6回まで粘投。しかし、援護がないまま7回に3点を失って降板した。
打線はソフトバンク千賀を打てず、得点は7回のレアードの15号ソロによる1点のみ。19勝27敗の借金8で交流戦に入る。栗山英樹監督は「ただただ、すみません」と繰り返した。
――きょうの試合を振り返って。
「本当に申し訳ないです」
――メンドーサ投手は粘っていたが。
「粘りというか、ボールは良かった」
――きょう昇格した公文投手、プロ初先発の玉井投手については。
「公文はこの前ファームで見て、その通りボールの状態良かった。玉井も入り方がしっかり自分の感じで投げてくれて、先が楽しみです」
――4位で交流戦を迎える形になったが。
「ただただ、すみません」
――この節目のタイミングでシーズン前のイメージと比べて。
「ただただ、すみません」
――交流戦がスタートするが、戦い方について。
「DHがない試合もありますが、基本的には自分たちの野球をまずやらないといけないと思いますので、しっかりやります」
――あらためて交流戦に向けての意気込みを。
「いくつか起点になるところがあると思いますけど、もうそんなに多くきっかけを作る場所はないわけですから、何か大きなきっかけになるようにしっかりやっていきます」
【了】
石川加奈子●文 text by Kanako Ishikawa