西武・炭谷&武隈が難病と闘う子どもたちと交流「自分も頑張ろうと思った」
交流戦・広島戦へ炭谷「初戦から叩きたい」
埼玉西武の選手会長・炭谷銀仁朗捕手と武隈祥太投手が29日、埼玉医科大学総合医療センターの小児科を訪問。難病と闘う子どもたちと触れ合った。
2人は子供たちの前でキャッチボールを披露。ハイタッチや写真撮影などをして交流を深めた。炭谷は「一生懸命頑張っている子供たちの姿を見て、自分も頑張ろうと思いました」と、子供たちの姿から力をもらったようだ。
こうした活動に初めて参加したという武隈は「もっと一生懸命野球をやって、子供たちに『武隈選手頑張っているな』と思われたいです」と力を込めた。
チームは28日の楽天戦で2-13と大敗を喫したが、炭谷は「負けたら当然反省するが、チームは悪い雰囲気を引きずっていません。1試合1試合戦っていくだけです」と気持ちを切り替えていた。
30日からの交流戦初戦の相手は、昨年史上初のコリジョンルール適用によりサヨナラ負けを喫した広島。「去年はあれからガタッときました。毎年広島戦がキーになっているので、初戦から叩きたい」と意気込んだ。
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篠崎有理枝●文 text by Yurie Shinozaki