ソフトB戦でまさかの珍事発生! プレー中に「ホットドッグレース」始まる
ボーク判定に気付かずレース開始、選手は待ちぼうけ
31日の交流戦、ソフトバンク-中日戦で、まさかのハプニングが起きた。
3回の中日の攻撃。2死一塁、打者・大島の場面で、それは起きた。2ストライクからの3球目、石川が投げたボールに大島のバットが空を切るも、ボーク判定。だが、空振り三振でチェンジだと勘違いしたのか、3回表終了時に行われる、場内の売店で販売されるグッズ、飲食物が割引になる「ホットドックレース」がスタートしてしまった。
呆然とする選手を横目に、グッズマン、ホットドッグ、ポップコーンの着ぐるみキャラクターや、球団チアチームのチアドラゴンズ、ハニーズがグラウンド上を疾走。そのまま「ホットドッグレース」終了まで、選手らは待ちぼうけを喰う形になった。
その後、2死二塁でプレーが再開されたが、石川は大島に右前適時打を浴びて1点を失った。荒木を左飛に打ち取り、この回が終わると、この日2度目の「ホットドッグレース」がスタートした。
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福谷佑介●文 text by Yusuke Fukutani