ハム斎藤、札幌Dで975日ぶり勝利「ちょっと長かった、スミマセンでした」
背番号「1」で掴んだ初白星に「1人1人100%で集中して投げた」
日本ハム斎藤佑樹投手が31日、本拠地でのDeNA戦で、今季初勝利を飾った。623日ぶり、本拠地札幌ドームでは14年9月29日の西武戦以来、実に975日ぶりとなる白星。満面の笑みで立ったお立ち台では「ちょっと長かった、スミマセンでした」と、大歓声の地元ファンに“謝罪”した。
斎藤は5回0/3を投げて5安打2奪三振1失点と好投。「1人1人100%で集中して投げた。大野さんのリード通り大胆に投げることができた」と、ゴロを打たせながら効率のいい投球を見せた。6回先頭の桑原に左翼へ二塁打を許したところで81球を投げて降板し、「5回しか投げられなかったのは悔しい」。5回2死二塁から同点のピンチを防いだ左翼・大田の本塁送球に「泰示にアウトを取ってもらって感謝しています」と笑顔を見せた。
623日ぶり、本拠地では975日ぶりの勝利の心境を問われると「うれしいです…うれしくはないか…。ちょっと長かった、スミマセンでした」と、ファンに“謝罪”する一幕も。背番号「1」で掴んだ1勝をきっかけに、今季は白星を重ねていきたい。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count