ヤンキース“超新星”、打撃練習で155M超の特大弾!? 「伝説は更に大きく」

ジャッジが打撃練習中に放った“特大弾”が話題に

 ヤンキースで大ブレーク中のアーロン・ジャッジ外野手が打撃練習中に放った“特大弾”が大きな話題となっている。早くも2001年のイチロー外野手(当時マリナーズ)以来となるメジャー史上3人目の新人王&MVPのダブル受賞に期待がかかっている超新星が、1日(日本時間2日)の試合前の打撃練習中に打ったという510フィート(約155.5メートル)の柵越え動画を米メディアが取り上げた。

 米誌「スポーツ・イラストレイテッド」は、「見よ:アーロン・ジャッジが打撃練習で510フィートのホームランを打った」とのタイトルで特集。記事によると、ジャッジは1日のブルージェイズ戦の試合前の打撃練習で、強烈な一発を放ったという。

 MLB公式サイトもツイッターで紹介した動画には、ジャッジが敵地ロジャースセンターの左中間最上階席のわずか下に打球を運ぶ様子が収められている。「スポーツ・イラストレイテッド」は、ESPNがこの打球の飛距離を510フィートと算出したと紹介。MLB公式ツイッターはこの動画に「ジャッジの伝説は全てのスイングのたびに大きくなっていく」との言葉を添えた。

 デビュー2年目のジャッジは2日(同3日)のブルージェイズ戦でも2ランを放ち、メジャー単独トップの本塁打数を「18」とした。ここまでリーグ5位の打率.326、同3位の40打点、同2位のOPS(出塁率+長打率)1.122と圧巻の成績を続けている。新人王資格を持っているため、1975年のフレッド・リン(レッドソックス)、そして2001年のイチローに続く史上2人目の新人王&MVPダブル受賞を果たせるかにも注目が集まっている、1日(同2日)にはカナダのテレビ局「TSN」電子版が特集を組んでいた。

 下馬評は決して高くなかったヤンキースだが、若手の躍動でここまで31勝21敗の貯金10。ア・リーグ東地区首位に立っている。MVP最有力候補のマイク・トラウト(エンゼルス)が長期離脱中ということもあり、ジャッジが名門球団をさらなる躍進に導けば、史上3人目の快挙も見えてくる。

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