アストロズ内野陣がお見事連係プレー披露、アクロバティック捕球でアウト
好捕コレアの逸れた送球を一塁ゴンザレスがジャンピング捕球
2つの好捕で生まれた華麗なアウト劇が誕生した。3日(日本時間4日)敵地レンジャーズ戦でアストロズの遊撃コレアと一塁ゴンザレスが魅せた。
アストロズ4点リードで迎えた4回裏、1死一塁の場面だった。打席に立ったレンジャーズのルクロイが放った打球は三遊間を破ろうかという当たりだったが、好守で知られる遊撃コレアが最深部でバックハンドキャッチ。一塁方向に振り向きざまにジャンピング送球したが、ボールは一塁ベースから本塁寄り高めに大きく逸れた。
だが、ここで一塁手のゴンザレスが体を目一杯伸ばしてジャンピングキャッチ。着地しながら、足元を駆け抜けようとしたルクロイの右肩にグラブでタッチし、見事アウトを奪ってみせた。
なんともアクロバティックな空中連係プレーを目撃したアストロズの実況アナは大興奮。「コレアとゴンザレスによるファンタスティックなプレーでした!」と伝えると、解説も「お見事な連係プレーでした」と絶賛した。
この試合に勝利し、40勝にメジャー一番乗りしたアストロズ。チームは9連勝と絶好調だが、その勢いは選手のプレーにも伝わっているのかもしれない。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count