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上位打線が機能せず、ベスト布陣組めず… 巨人10連敗中の打撃面の問題点

巨人は6月4日のオリックス戦に負けて、球団史上ワースト2位タイの10連敗を喫した。「負けに不思議の負けなし」という言葉があるが、10連敗中の巨人にもはっきりした原因がある。まずは打撃面で、巨人の敗因を見ていこう。

巨人東京ドーム

打撃陣のデータで見る巨人の敗因、1番打者は打率.171&2番打者は打率.128

 巨人は6月4日のオリックス戦に負けて、球団史上ワースト2位タイの10連敗を喫した。「負けに不思議の負けなし」という言葉があるが、10連敗中の巨人にもはっきりした原因がある。まずは打撃面で、巨人の敗因を見ていこう。

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巨人の10連敗中のイニング別得失点(1回~11回)

 巨人の得失点をイニングを追って見ていくと別表のようになる。

 10連敗中、巨人は1回には4日のオリックス戦の1点しかとっていない。そして1回裏に11点も奪われている。先制攻撃ができずに、逆に試合序盤にリードを許すことで、相手を追いかける試合運びになっているのだ。これは、上位打線がうまく機能していないことを意味している。

 打順別のスタメンの打撃成績を見ればそれがはっきりわかる。

1番 41打数7安打0本2打点0盗塁 .171
2番 39打数5安打0本1打点0盗塁 .128
3番 37打数6安打0本3打点0盗塁 .162
4番 40打数11安打2本6打点0盗塁 .275
5番 40打数9安打0本0打点0盗塁 .225
6番 35打数8安打1本3打点0盗塁 .229
7番 32打数12安打1本3打点0盗塁 .375
8番 21打数4安打0本1打点0盗塁 .190
9番 12打数2安打0本2打点0盗塁 .167

 1番打者は、主に投手がスタメンの9番と同レベルの低打率、2番に至ってはそれ以下なのだ。

 巨人の1番は、この期間、坂本勇、脇谷、長野がつとめたが、最初の打席での出塁は坂本勇の1安打だけ。あとはことごとく凡退している。2番打者は橋本到、石川、立岡、重信がつとめたが、安打は石川の1本だけ、四球が立岡、重信が各1、犠打が橋本到の1。10連敗中、1,2番の1回表の出塁は4つに過ぎなかったのだ。これで先制攻撃などできるはずもない。

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