田中将大、失点止まらず…3被弾含む5回5失点、味方美技援護も6勝目逃す

最近5戦のうち3戦で3被弾以上、5失点以上は今季5度目

 今季6勝目を目指すヤンキース田中将大投手が6日(日本時間7日)、本拠地でのレッドソックス戦に先発。5回を3被弾を含む5安打2奪三振1四球5失点(自責5)で、62球(44ストライク)を投げて降板した。3点ビハインドで無念の降板。6勝目には届かなかった。防御率は6.55。

 球が高めに浮いた立ち上がり、先頭ベッツからの2連打で無死一、三塁とすると、3番ボガーツの一ゴロの間に1点を先制された。2回は右翼ジャッジの美技に助けられながら3者凡退。3回も3者凡退に仕留め、徐々に調子を上げたかに見えたが、4回に落とし穴にはまった。

 先頭ボガーツを四球で歩かせると、続くモアランドに右翼へ特大2ランを浴びる。さらにラミレスに左中間へのソロ弾で続かれ、一気に3点の勝ち越しを許した。5回は2死まで簡単に奪ったが、ベニンテンディに右翼2階席へソロ弾を運ばれ、5点目を許した。

 味方打線が5回に1点を返し、2-5としたが6回からブルペン陣にマウンドを託した。

 自己ワースト4連敗中の田中は、最近5試合のうち3試合で3被弾以上を喫する“一発病”に悩まされている。5失点以上は今季5度目。同点の2回に右翼ジャッジの好守で援護されたが、味方の想いを不意にする登板となってしまった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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