3被弾の田中将大、レッドソックス有望株に自己最高初速度の特大弾許す
5回に5点目を挙げたベニンテンディ、特大弾は右翼2階席へ
6日(日本時間7日)本拠地レッドソックス戦で、3被弾を含む5回5安打5失点(自責5)と不本意な内容に終わったヤンキース田中将大投手。4回にはモアランドとラミレスに2者連続弾を浴び、5回にはベニンテンディにソロ弾を右翼2階席に運ばれ、最近5試合で3度目の1試合3被弾以上となった。
大スランプにハマっている田中だが、昨季デビューしたばかりの22歳有望株ベニンテンディを勢いづかせてしまったかもしれない。MLB公式サイトのデータ分析システム「スタットキャスト」の公式ツイッターによると、右翼席2回に飛び込んだベニンテンディの特大アーチは初速度108.5マイル(約175キロ)を記録。デビュー以来、最も力強い打球となったそうだ。
身長180センチ、体重77キロとメジャー選手としては小柄なベニンテンディに運ばれた大きな一発は、田中の球威の弱さを暗示しているのかもしれない。