楽天・則本が8戦連続2桁奪三振! 自身の日本記録更新&MLB記録に並ぶ
則本が8回に2桁K&今季通算100K到達、自身のプロ野球記録更新
楽天の則本昂大投手が8日の本拠地DeNA戦で自身のプロ野球記録を更新する8試合連続の2桁奪三振を記録した。8回に筒香からこの日10個目の三振を奪い、2桁奪三振に到達した。
今月1日の巨人戦で12三振を奪い、日本新記録となる7試合連続2桁奪三振をマークしていた則本。右腕はこの日も初回から順調に三振を積み上げた。初回1死から梶谷を空振り三振に仕留めると、2回は2死一、二塁で佐野を空振り三振に斬った。
3回は1死から桑原、梶谷と2者連続三振。4回は先頭のロペスを空振り三振に仕留めると、続く筒香にヒットを許したが、宮崎、戸柱と三振を奪い、早くも7奪三振をマーク。5回も2死から倉本を空振り三振とすると、6回には筒香のタイムリーでこの日初失点を喫したが、7回に石川から9個目の三振を奪って王手。そして8回に梶谷にソロ弾を被弾した後、1死二塁から筒香を三振に仕留めて2桁奪三振に到達した。この時点で今季通算100奪三振となった。
打線も力投の右腕を援護。初回に茂木が先頭打者弾を放つと、3回にはペゲーロの14号ソロをマーク。さらに4回には茂木の12号2ランなどで3点を加えると、5回も島内、聖澤の連続タイムリーで3点を奪った。
MLBではペドロ・マルチネスとクリス・セール(今季2回目を達成)の8試合連続2桁奪三振が最高で則本はこれに並んだ形。次回登板では、メジャー記録を上回る9試合連続達成も期待される。
則本の前回登板までの連続2桁奪三振は以下の通り。
4月19日 10奪三振(西武戦 8回自責3、勝敗付かず)
4月26日 10奪三振(ロッテ戦 7回自責1○)
5月3日 12奪三振(オリックス戦 8回自責2○)
5月10日 12奪三振(ロッテ戦 9回完封○)
5月17日 12奪三振(日本ハム戦 7回自責5○)
5月25日 10奪三振(オリックス戦 8回自責1〇)
6月1日 12奪三振(巨人戦 8回自責2〇)
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count