巨人ようやく止まった…球団ワースト連敗記録「13」でストップ、16日ぶり勝利

マイコラス快投&坂本決勝打、試合後には高橋監督も安堵の笑み

 巨人は9日、敵地での日本ハム戦に2-1で勝利し、泥沼の連敗を「13」で止めた。2回に石川のタイムリーで先制。同点となった迎えた5回には坂本のタイムリーで勝ち越した。先発マイコラスは8回5安打1失点10奪三振と快投し、9回はマシソンが登板して1点のリードを死守。球団ワーストの連敗記録を「13」で止めた。マイコラスは5勝目(3敗)日本ハムは6連敗となった。

 巨人は2回、1死から村田がセンター前ヒットで出塁すると、長野はフェンス直撃の二塁打。ここで、大田とのトレードで巨人に移籍した石川がレフトへタイムリー。1点を先制した。

 しかし、マイコラスはその裏に中田、大田のヒットで1死一、三塁とされると、松本がタイムリーツーベース。巨人はすぐに同点に追いつかれた。

 3、4回はマイコラス、高梨ともに好投。すると、巨人は5回、先頭クルーズのヒット、小林の犠打で1死二塁のチャンス。日本ハムからFA移籍した陽岱鋼は三振に倒れるも、続く坂本がタイムリー。再び勝ち越した。

 マイコラスは5回、大田のツーベースなどで1死三塁のピンチを背負うも、大野、中島を打ち取り無失点。6回も無失点に抑えると、7回は田中、大田、松本を3者連続三振に斬って取った。

 マイコラスは8回も3者凡退の快投。9回は2日のオリックス戦で救援失敗したマシソンが抑え、2-1で逃げ切った。

 巨人は5月25日の阪神戦から13連敗。1975年の11連敗を超え、球団ワースト記録を更新していた。白星は5月24日の阪神戦以来、16日ぶり。2週間以上味わっていなかった勝利に、選手からは安堵の笑みがもれた。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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