“失態”のオリ・マレーロ、汚名返上の特大ソロ 両足ホームインで来日1号
左中間席上段へ特大の先制ソロ、左足→右足でホームイン
オリックスの新助っ人クリス・マレーロ外野手が10日の中日戦で汚名を返上する一発を放った。前日の同カードでは1点を追う5回無死一塁で打球を左中間スタンドへ運んだが、ホームを踏み忘れて三塁打の判定に。迎えたこの日は0-0の4回先頭で左中間スタンド上段へ。本塁ベースを両足でしっかり踏み、正真正銘の来日1号となった。
1軍昇格即1番で起用された前日は自身の“失態”で幻の本塁打に終わった。迎えたこの日は意地を見せた。4回先頭で打席に立つと、相手先発・柳の2球目を捉え、左中間席上段へ特大のソロ弾。ダイヤモンドを一周したマレーロは本塁ベースをしっかりと見ながら、左足、右足の順で踏みしめてホームイン。直後、満面の笑みを浮かべてベンチへと向かった。
前日は逆転2ランが一転、同点適時三塁打となったが、この日は汚名を返上する来日1号をマーク。本拠地の京セラドーム大阪も大歓声に包まれた。