ソフトB千賀の代役は同じ育成出身の左腕 山田の起用を決めた理由
候補に上がっていた高橋は「もう少し課題があるかな」
離脱中の千賀の代役は、同じ育成出身の左腕が務めることになった。ソフトバンクの山田大樹投手が、11日の阪神戦(ヤフオクD)で今季初先発する。
千賀滉大投手が、以前から訴えていた左背部の張りで8日に出場選手登録を抹消。千賀が担っていた日曜日の先発が空位となった。代役として候補に挙がったのは、山田と2015年のドラフト1位・高橋純平投手。9日の阪神戦前に、2人はブルペンで、工藤公康監督らが見守る中で投球練習を行い、そのボールを首脳陣が見た上で決定が下された。
山田は6日のウエスタンリーグ・オリックス戦(タマスタ筑後)で先発し、5回91球を投げており、中4日の先発となる。この日ブルペンでのピッチングを見た倉野信次投手統括コーチは「(中4日でも投げられるという)その辺の確認はしっかり出来た。好調な状態だと判断した」と、山田の起用を決めた理由を説明した。
その一方で、高橋については「悪くはなかったけど、もう少し課題があるかな、と」と言及。11日のウエスタンリーグ阪神戦(甲子園)で登板することとなった。
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福谷佑介●文 text by Yusuke Fukutani