上原浩治、今季初2イニング登板で“6者凡退”の完璧救援 今季8ホールド目
打者6人を19球で料理、カブスは連敗を4で止める
カブスの上原浩治投手が11日(日本時間12日)、本拠地でのロッキーズ戦に7回から2番手で登板。今季初めて2イニングを投げ、無安打無失点と快投して8ホールド目を挙げた。カブスは7-5で勝利し、連敗を「4」で止めた。
上原は2点リードの7回からマウンドへ。ルメイヒューを二ゴロ、アマリスタを左直、レイノルズを投ゴロとわずか7球で3者凡退に仕留める。
すると、8回も続投。今季初めてイニングまたぎのマウンドとなったが、デズモンドを捕飛、ストーリーを右直、バライカを遊ゴロと危なげない投球で3しゃ凡退。この回も12球で3人を打ち取った。
上原の小気味のいい投球から、カブスは8回にモンテロのソロで1点を追加。9回に守護神デービスが1点を失ったものの、7-5で勝利して連敗を止めた。
上原は19球を投げてストライクは14球。この日は三振がゼロという珍しい投球となったが、打たせて取る投球で4試合連続無失点とし、防御率は2.82となった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count