上原浩治が青木宣親の2000安打達成を祝福「こちらもかなり貢献してるはず」
自身の快投よりも先に青木の偉業に言及「おめでとう~!!」
カブスの上原浩治投手が、11日(日本時間12日)の本拠地エンゼルス戦で日米通算2000安打(NPB1284本、MLB716本)を達成したアストロズの青木宣親外野手を祝福した。
エンゼルス戦で4回に適時打を放った青木は、6回先頭の第3打席で三遊間を破り、この日2本目のヒットをマーク。達成の瞬間、球場内のスコアボードで偉業達成が紹介されると、スタンドからはスタンディングオベーションが沸き起こり、青木は一塁ベース上で脱帽して笑顔で手を振って応えた。その後、1安打を加えて日米通算2001安打とした。
日米通算2000安打は日本人7人目の金字塔。その他の達成者は以下の通りとなっている。(※は現役)
※イチロー(NPB1278安打、MLB3046安打、計4324安打)
松井秀喜(NPB1390安打、MLB1253安打、計2643安打)
※松井稼頭央(NPB2073安打、MLB615安打、計2688安打)
中村紀洋(NPB2101安打、MLB5安打、計2106安打)
※井口資仁(NPB1749安打、MLB494安打、計2243安打)
※福留孝介(NPB1626安打、MLB498安打、計2124安打)
上原はこの偉業を「今度は、青木選手が2000本安打。おめでとう~!! こちらも、かなり貢献してるはず (^-^)」とツイッターで祝福。この日は、本拠地ロッキーズ戦に7回から2番手で登板し、今季初めて2イニングを投げ、無安打無失点だった右腕。わずか19球で打者6人を完璧に抑える快投で8ホールド目を挙げ、連敗を「4」で止めたカブスの7-5での勝利に貢献したが、自身のことよりも、まずは日本時代に対戦の多かった青木の偉業達成を喜んだ。
その後、「今日は、久しぶりに2イニング投げてきましたよ (^-^)」と自身の登板についても報告。4試合連続無失点で防御率は約1か月ぶりに2点台の2.82となった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count