ヤンキース傘下1A+の加藤豪将、最近6戦中5戦でヒット 打率は“チーム2位”

初の1A+で奮闘する加藤、“同期”のドラフト1巡目ジャッジはメジャーで大ブレーク中

 ヤンキース傘下1A+の加藤豪将内野手が、ここまで21試合出場で打率.292、10打点、2本塁打、出塁率.365とまずまずの結果を残している。最近6試合中5試合でヒットをマーク。1A+では初のシーズンとなっているが、しっかりと適応している。

 加藤は5月20日から28日まで5試合で9安打、2本塁打、6打点と大活躍。その後も安定した成績を残している。10日のツインズ傘下フォートマイヤーズ戦では、「8番・三塁」で出場して3打数1安打。打率.292は10試合以上に出場している選手ではチーム2位となっている。

 加藤は2013年のドラフト2巡目(全体66番目)でヤンキースに入団。昨年までは1Aチャールストンなどに所属していたが、今年は入団5年目で初めて1A+でプレーしている。

 同じ13年のドラフト1巡目追補(全体32位)でヤンキースに入団したアーロン・ジャッジ外野手は、今季メジャーリーグで大ブレーク中。11日(日本時間12日)のオリオールズ戦では、今季のMLB最長となる495フィート(約151メートル)の特大弾を含む2本塁打を放つなど、4打数4安打3打点と活躍。現時点で21本塁打、打率.344、47打点は“3冠王”となり、2001年のイチローに続く史上3人目の新人王&MVPのダブル受賞にも期待が集まっている。

 身長201センチ、体重128キロの規格外の“同期生”はスーパースターへの階段を上がり始めているが、加藤も着実にメジャーデビューへの道を進みたいところだ。

【了】 

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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