日本シリーズでは完全試合も 1人での達成よりレア、巨人が「継投ノーノー」
2007年の日本シリーズでは落合監督の采配が物議
なお、日本シリーズでは継投による完全試合が記録されている
2007年11月1日 ナゴヤドーム
日本ハム
000 000 000 | 0
010 000 00X | 1
中日
中日投手成績。
◯山井大介 8回 0被安打0与四球6奪三振 自責点0
S岩瀬仁紀 1回 0被安打0与四球1奪三振 自責点0
当時の中日・落合博満監督は、日本シリーズでの完全試合という空前の大記録を目前にした山井を降板させて「非情の采配」と言われた。この勝利で、中日は4勝1敗となり、日本一に輝いた。
ノーヒットノーランは投手の勲章と言われる大記録のため、継投はめったにない。山口俊は102球だったが、この日がシーズン初登板だったこともあり6回で降板した。ノーヒットノーラン以上にレアな記録だと言えよう。
【了】
広尾晃●文 text by Koh Hiroo