イチローまた新たな記録 交流戦通算安打で歴代1位も「驚くべきではない」

「イチローがしてきたことの全ては、ヒットを打つことである」

 2012年途中からヤンキースで共闘したジーター氏を抜き、1997年にMLBに導入されたインターリーグ史上単独最多安打となったイチロー。43歳にして衰え知らずの韋駄天ぶりで5試合連続安打を記録し、打率は.217に。ようやく波に乗り始めた格好だ。

 前日の試合で1位タイとなっていた時には、MLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」が特集を組み、「キャリアを通じてイチローがしてきたことの全ては、ヒットを打つことである。もちろん、圧倒的な守備を披露できない時のことである。毎年、次々とヒットを放ち、イチローは3000安打に達した」と紹介。さらに、「今シーズン、マーリンズに残されたインターリーグの試合は少ない。イチローはジーターが支配する歴代最高安打記録を抜くことはできるだろうか。我々は驚かない。あなたがたも驚くべきではないのだ」としていたが、1試合で見事に単独トップに躍り出た。

 今季は例年以上に出場機会が限られている中、3・4月は打率.148、5月は.195と苦しんできたが、これで6月は15打数6安打1本塁打の打率.400と復調。いつものイチローに戻ってきた。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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