ドジャース守護神がMLB記録継続、45奪三振で無四球 圧巻投球で13セーブ
14球中13球がカットボール、WHIPは0.58と快投続く
ドジャースの守護神、ケンリー・ジャンセン投手が14日(日本時間15日)のインディアンス戦で1回無安打無失点1奪三振と完璧な投球を見せた。6-4の勝利に貢献し、今季13セーブ目をマーク。開幕から続くメジャー記録もさらに更新した。
ジャンセンは2点リードの9回、6番手で登板。先頭ゴームスを三ゴロに仕留めると、ゴンザレスは3球で空振り三振。最後はロバートソンを二ゴロに仕留め、3者凡退で試合を締めた。
この日は14球を投げたが、ロバートソンへの最後の1球(スライダー)以外は全て“宝刀”のカットボール。ゴンザレスは同じボールで3球とも空振りを奪うなど、圧巻の投球だった。
MLB公式ツイッターは試合終了直後に「ケンリー・ジャンセンは現在、45奪三振で0四球。彼はドジャースの6連勝を締めくくった」とレポート。ジャンセンは今月2日(同3日)の敵地ブルワーズ戦で開幕から「無四球で39奪三振」というメジャー新記録をマーク。この驚異的な記録を継続し、無四球のまま45奪三振に到達した。
3月のWBCでもオランダ代表に準決勝で合流し、プエルトリコ打線相手に圧巻の投球を見せた守護神。ここまで27試合登板で4勝0敗13セーブ1ホールド、防御率0.98、WHIP(1イニングあたりの四球+安打)0.58、被打率.162と快投を続けている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count