非凡な才能見せる鷹ドラ2左腕がフォーム改善、一つ上のステージへ

長くプレーし続けるためにフォーム改善、「今取り組んでいる最中」

「長く野球をやることを考えると、今の投球フォームだと、いつか怪我をすると思うんです。もともと腕っぷしだけで投げるタイプで、上で投げてしまっていたんです。なので、もっと下を使うフォームを作ろうと思って、それに今取り組んでいる最中なんです」

 これまで、上半身の力で投げていた投球フォームでは、遅かれ早かれ怪我をするリスクを痛感。下半身主導のフォームを模索し、その修正に腐心している。その最中での実戦登板で「上と下のタイミングがうまく合わなかった」のだという。

 果たして、その取り組みの成果は出るか。これまでと一段階上がる相手を前に、期待の左腕がどんな投球を見せてくれるだろうか。2軍戦とはいえ、注目したいマウンドである。

【了】

福谷佑介●文 text by Yusuke Fukutani

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