注目すべき打撃センス セ打率1位浮上のDeNA宮崎は何がスゴイのか
注目すべきは逆方向への打球、ピカ一のバットコントロール
注目すべきは広角に打ち分ける打撃センス。15日時点で61安打を放っているが、そのうち引っ張った打球(左中間、左翼方向)は20本しかない。半分以上が中堅から逆方向。柔軟かつ強力なリストを生かしたバットコントロールで、コースや状況によって打球方向を決めているのだ。
3番にリーグ2位の50打点(15日時点)のロペス、4番には侍ジャパンの主砲を務めた筒香。相手バッテリーにすれば両選手との勝負を避けても今や5番に宮崎がいる。
昨季は11人が5番に座り、なかなか固定されることはなかったが、宮崎の大ブレークでクリーンアップは安定。DeNAが恐怖のクリーンアップでAクラスを死守する。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count