イチロー歴代1位の「記録」気づかなかった!? 米地元紙が伝える
交流戦安打数で1位に浮上したイチロー
インターリーグ(交流戦)で最多安打記録を樹立したマーリンズ・イチロー外野手が「記録」について直前まで知らなかったことを米メディアが伝えている。
43歳のベテランは14日(日本時間15日)の本拠地アスレチックス戦で5回1死一、二塁の場面で代打で出場し、投手への内野安打を記録。これにより、交流戦通算365安打とし、その前日に並んでいたデレク・ジーター氏の最多安打記録(364本)を抜いて単独トップに立った。
これを受け「イチロー・スズキがインターリーグでの安打記録を塗り替える」と伝えた地元紙「マイアミ・ヘラルド」電子版は「火曜日夜に代理人がイチローに知らせるまで、彼はデレク・ジーターの記録に並んだことに気が付かなかったという」とレポートした。
50歳まで現役続行を見据えているイチローにとって数々の記録は通過点でしかない。メジャー通算安打は歴代25位に位置する3048本で、歴代24位のロッド・カルー(3053本)まで残り「5」。出場数、盗塁数なども記録するたびに上位に食い込んでいく状況だ。メジャー17年目のベテランがどこまで数字を伸ばしていくのか、注目される。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count