ソフトB交流戦首位タイ浮上! バンデン7勝目 広島は丸3打席連発も空砲
ソフトBバンデンは7回3失点好投、広島ジョンソンは5回5失点KO
ソフトバンクが交流戦勝率トップタイに浮上した。16日の広島戦(マツダ)。15日の巨人戦(東京D)の勢いそのままに序盤から打線が繋がり、効果的に加点。先発のバンデンハークは3点を失ったが、7回まで投げ抜き、今季7勝目をマークした。試合は5-3で勝利した。
ソフトバンクは初回、先頭の松田、今宮、柳田が3連打。広島先発のジョンソンの暴投も絡んで、幸先良く2点を先行した。3回には四球で出塁した柳田を置き、川島が左翼席へ2号2ランを放ち、追加点。4回にも先頭の甲斐が四球で出塁。バンデンハークの犠打と、ジョンソンのこの日2個目の暴投で三塁まで進めると、内野ゴロの間に5点目を奪った。
先発のバンデンハークは8安打を許しながらも、失点は1、4、6回と広島・丸1人に浴びた3本のソロの3失点。三者凡退に封じたのは2回のみと、毎回のように走者を背負う展開だったが、粘り強く投げた。8回を岩崎、9回を守護神・サファテが締めて逃げ切り、交流戦勝率で広島に並んだ。
広島は今季3度目の先発となったエース・ジョンソンが5回5失点でKO。5安打に3つの四球、2つの暴投が絡み、リードを与えた。打線は走者を出しながらも、あと1本が出ず、ソフトバンク先発のバンデンハークを攻略しきれなかった。丸が3打席連続本塁打の離れ業を演じたが、全てソロ本塁打。8回無死一塁で巡ってきた第4打席は、岩崎の前に空振り三振に倒れた。
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福谷佑介●文 text by Yusuke Fukutani