3被弾の田中将大「打たれるべくして打たれてる」 リーグ最悪21被弾で7敗目
4回8安打5失点で6連敗、今季4度目の3被弾以上に「やっぱり大きな問題」
ヤンキースの田中将大投手は17日(日本時間18日)、敵地でのアスレチックス戦に先発し、4回8安打5失点の乱調で7敗目(5勝)を喫した。わずか4イニングで今季2度目の2桁奪三振も、先頭打者弾を含む3本塁打を浴び、自己ワーストの6連敗。ヤンキースは2-5で敗れ、今季最長の連敗は「5」に伸びた。今季リーグワーストタイの21被弾となった田中は、地元メディアに対して「大きな問題」と振り返った。
田中は初回、ジョイスに初球の直球を捉えられ、ライトへの先頭打者弾を被弾。わずか1球で先制を許した。ヤンキース打線は2回に逆転。しかし、田中はその裏、1死でヒーリーにスプリットを捉えられ、レフトへの同点弾を浴びる。4回は先頭のヒーリーにスライダーを再びレフトスタンドへ運ばれる。この試合3本目、シーズンではノラスコ(エンゼルス)と並んでリーグワーストタイの21本目の被弾で、あっさりと勝ち越しを許した。
その後、2死一、三塁とされてからロサレスにもタイムリーを浴びて4失点目。続くラウリーはセカンドへの適時内野安打で5点目を失い、82球でこの回限りで降板となった。
試合後、田中は地元メディアに対して「ホームランを3本打たれてるので、それがやっぱり大きな問題だと思います。ヒーリーに対しての2本は打たれるべくして打たれてる球だと思うし、自分がミスした球を打たれて、ああいう結果になってしまいました」と振り返った。