3被弾の田中将大「打たれるべくして打たれてる」 リーグ最悪21被弾で7敗目

4回10Kは球団史上初、「ボールのキレ自体はそこまで悪くなかった」

 被弾が多いことについての質問を受けると「それは相手が打ちやすいところに、コンタクトしやすいところに結果的に投げてしまってるかなと思います」と“自己分析“。21被弾は、早くも昨季の「22」にあと1本と迫る数字で、今季は4被弾が1試合、3被弾が3試合など、14試合のうち10試合で一発を許している。

 一方で、2回までに6三振を奪うなど、今季2度目の2桁奪三振となる10Kもマーク。元「ESPN」の記録調査員で、現在はヤンキース専門サイト「リバー・アベニュー・ブルース」などに寄稿するケイティ・シャープ記者のツイッターが伝えたところによると、4イニング以下で10奪三振はヤンキース史上初の記録となった。

 田中は被弾について反省した後に「まあでも、三振の数が示しているように、ボールのキレ自体はそこまで悪くなかったと思います」とも話した。

 この日は82球でストライクは54球。防御率は再び6.34まで悪化した。ヤンキースは今季最長の5連敗とチームを救えなかったが、地区優勝へ向けて、エースの復調が必要不可欠となる。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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