阿部、通算383本で巨人歴代単独3位浮上も…右膝痛めて交代のアクシデント
内角高めのボール球をよけた際に膝に体重がかかり…
巨人の阿部慎之助内野手が18日、本拠地ロッテ戦で2打席連続ホームランを放つも、その後の打席で右膝を痛め、途中交代するアクシデントに見舞われた。
阿部は2回にロッテドラ1佐々木の直球を完璧に右翼スタンド上段に突き刺す特大弾。5月16日以来の約1か月ぶりの一発で通算382本塁打として、王貞治氏の868本、長嶋茂雄氏の444本に次いで、原前監督と並ぶ歴代3位タイに浮上した。
さらに、2点リードで迎えた4回には先頭で打席に入ると、再び佐々木から豪快弾。ライナーで右翼席中段へ運んで通算383本塁打として、原氏を抜いて一気に巨人歴代単独3位に浮上した。
しかし、2点差の6回にアクシデントに見舞われる。1死走者なしで打席に立つと、フルカウントから左腕・松永の内角高めへの直球を見送り、四球を選ぶ。上体をそらしてボールをよけた際、体重がかかった右膝を抑えて苦痛に顔を歪める。その後、足を引きずりながら自力で治療のためベンチ裏に下がったが、そのまま交代となった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count