ソフトB、故障者続出も3年連続の交流戦1位 工藤監督「苦しい戦いだった」
広島との最終決戦制す、「いつも以上の力を選手が出してくれた」
ソフトバンクが3年連続の交流戦1位の座に輝いた。18日の広島戦(マツダ)。勝ったチームが1位チームとなる直接対決。序盤にリードを奪ったソフトバンクは、7投手によるリレーでリードを守り、7-4でカード勝ち越しを決めた。12勝6敗で広島に並んだが、直接対決に勝ち越したことで、規定により、3年連続7度目の交流戦の頂点が決まった。
試合後にフィールドで行われた工藤公康監督のインタビューは以下の通り。
――交流戦最高勝率。率直な感想は。
「みんながよくやってくれたと思います」
――3年連続の最高勝率。
「選手が1試合1試合、大事に戦ってくれて、チームの目標は勝ち越す事。選手が頑張ってやってくれた」
――交流戦の戦いを振り返って。
「しっかりとスコアラー、コーチが相手チームの癖を分析してくれたおかげで、いいピッチング、いいバッティングができたと思う」
――内川、デスパイネなど故障者が続出する中での戦いだった。
「故障があって苦しい戦いだったですけど、内川くん、デスパイネの分までという思いがあったと思う。こういう結果が出たのも、いつも以上の力を選手が出してくれたからだと思います」
――交流戦最終戦で最高勝率が決まるという試合でした。
「常日頃から練習していることが、こういう優勝のかかった試合で出せると思う。指導してくれているコーチに感謝ですね」
【了】
福谷佑介●文 text by Yusuke Fukutani