DeNA飯塚、プロ初登板初先発で5回零封好投も初白星ならず…降板後に逆転許す
3年目の20歳右腕がオリックス相手に好投
DeNAの3年目右腕・飯塚悟史投手が19日の本拠地オリックス戦でプロ初登板初先発に臨み、5回零封と好投したが初勝利はならなかった。1点リードで迎えた8回に5番手・三上がロメロに逆転2ランを被弾。この時点で飯塚のプロ初白星が消えた。
2014年ドラフト7位指名の20歳は大一番で勝負強さを見せた。18日の一戦が雨天延期となり巡ってきた初の1軍マウンド。オリックスのエース金子との投げ合いにも堂々のピッチングを見せた。初回を3者凡退に打ち取ると、2回も先頭のロメロ、T-岡田と連続三振。モレルに四球を与えたものの、安達を三ゴロに打ち取った。
3回も3者凡退で終えると、4回は1死からマレーロに初ヒットを浴びたが、ロメロを併殺に仕留めて点を与えない。するとその裏、宮崎が先制タイムリーで1-0とリード。飯塚は5回先頭のT-岡田に二塁打を浴びたが、その後をしのいで勝ち投手の権利を持って降板した。
DeNA打線は6回に宮崎、戸柱のタイムリーで3点を追加。飯塚の白星を大きく後押しした。しかし7回、3番手パットンが代打・小谷野に3号3ランを浴びて再び1点差とされると、8回にマウンドに上がった三上が1死一塁からロメロに痛恨の2ランを被弾。4-5と逆転を許して、飯塚のプロ初白星はお預けとなった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count