イチロー代打出場で右飛、飛距離十分も強肩ハーパー警戒で犠飛とならず
3回無死三塁の絶好機も、三塁走者はスタート切らず
マーリンズのイチロー外野手は19日(日本時間20日)、本拠地でのナショナルズ戦に代打出場し、右飛に倒れた。打率は.221。
先発ニコリーノが3回6失点と炎上したこの日は、イチローの出番も早く回ってきた。リドルの適時打で1点を返し、1-6とした直後、3回無死三塁の場面で代打出場。WBC準決勝でアメリカ代表先発を務めたロアークが、カウント1-1から投じた3球目スライダーを振り抜くと、打球はライトへ飛んだ。犠飛に十分の距離かと思われたが、ナショナルズ右翼は強肩ハーパー。三塁走者だったリドルはタッチアップを切らずに、平凡な右飛に終わった。
これでメジャー通算3049安打、歴代23位ロッド・カルー(3053本)まで残り4本のままとなった。
チームは、3回2死満塁の場面でボーアが18号グランドスラムを放ち、一気に試合を振り出しに戻した。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count