米記者、レ軍にダルビッシュと“再契約のススメ”も…「金額は法外なものに」

穴を埋められるのは大谷だけ!? 「オオタニがテキサスと契約を結ばない限り…」

「1億ドル以上の契約は非常に稀である。延べ11回、投手と9桁以上の契約が行われた。何人かの選手はレンタル契約を結び、再契約とはならなかった。そして、他の選手は欠陥品だとみなされた。

 もちらん、ダルビッシュが使い果たされたというわけではない。このエリート中のエリートに対し、球団は喜んで年俸を引き上げるだろう。もし優秀なFA投手を望むなら、年数と金額は法外なものとなるだろう」

 同氏は、ダルビッシュがこの「法外な」契約に値するとレンジャーズは見ていると分析。「レンジャーズはダルビッシュがどんな投手よりも優秀であることを知っている。今年、レンジャーズは非常にダルビッシュらしいシーズンを目の当たりにした。大量の奪三振、多すぎる四球と本塁打、そして僅かなヒットと防御率の低さである」として、再契約が“最適”との見方を示す。

「今オフシーズンにショウヘイ・オオタニがメジャーに来て、テキサスと契約を結ばない限り、レンジャーズはダルビッシュ無しでは恐ろしい展開を考えなければならないだろう。残りの投手陣、そしてマイナーからの昇格を待っている選手だけでは不十分だ」

 ダルビッシュが移籍した場合、その穴を埋められる可能性があるのは日本ハムの大谷翔平投手だけだと指摘。その上で「ダルビッシュが残りの3か月半で良い投球を見せるほど、より多くの球団が名を挙げるだろう」と、今オフの“大争奪戦”を予想している。

 シーズン後、メジャートップクラスの実力を誇ると見られている右腕は果たしてどれほどの契約を結ぶのか。そして、来季はどのチームのユニホームを着ているのか。まずは、残りのシーズンでどれほどのパフォーマンスを見せるかに大きな注目が集まる。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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