ソフトB内川、1軍合流も23日の戦列復帰は見送りへ「まだ恐々振っている」

デスパイネは23日復帰が濃厚「自分としては出たいところ」

 ソフトバンクの内川聖一外野手の復帰は、ズレ込むことになりそうだ。全体練習が再開された21日、1軍に合流し、フリー打撃などを行なった主砲だったが、藤本博史打撃コーチは「まだ恐々振っている」と現在の状態を説明。工藤公康監督も「気になっていて、試合でまたやってしまっては意味がない。万全にしてもらった方がいいのかなと思う」とした。

 頚椎捻挫で戦線を離れていた内川。自身も「症状が完全に取れたわけではない」とし、見込んでいた22日のウエスタンリーグ広島戦(タマスタ筑後)の出場を見送ることになった。順調ならば、2軍戦に出場して状態を確認し、23日の西武戦(ヤフオクD)で1軍復帰する可能性もあったが、もう少し時間を要することになりそうだ。

 一方、右太もも裏肉離れで離脱していたアルフレド・デスパイネ外野手はこの日の練習で軽いダッシュも行い「問題はなかった。怪我してから初めてのランニングだったので、まだ100%ではないけれど、自分としては出たいところ。あとは監督、コーチが決めること」と回復ぶりをアピールし、23日からの1軍復帰が濃厚。工藤監督は「見てもらったら分かるように、打つことは問題ない。走る方は明日見て、結論を出します」とし、22日の全体練習で確認し、最終判断を下す。 

【了】

福谷佑介●文 text by Yusuke Fukutani

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